博多名物「おきゅうと」夏になると食べたくなる おすすめの食べ方やレシピ!

博多名物「おきゅうと」を知っていますか?ところてんのような涼しげな食べ物ですが、独特の食感は、一度食べたら病みつきになる人続出。博多の名物として知られています。食べた事ない人は、この夏ぜひチャレンジしてみてください。

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博多では知らない人はいないという食べ物「おきゅうと」

つるんとしたのど越しは、一年中楽しめますが、やっぱり夏にぴったりの食べ物です(^^)/

博多では定番!おきゅうととは

福岡発祥の「おきゅうと」という食べ物を知っていますか?名前を聞いただけでは、「きゅうり?」「おきゅう?」と一体何のことなのかわからないという人もいるかもしれません。「おきゅうと」とは福岡博多では古くから家庭の食卓に出る定番食材です。スーパーでも普通に見かけますが、そんな「おきゅうと」の食べかたやどんな食材なのかをご紹介したいと思います。

おきゅうとの原材料

おきゅうととは、海藻を固めた加工食品で、漢字では「お救人」や「浮太」、「沖独活」などと表記されます。使用する海藻はエゴノリや沖天テングサ。水分を多く含み、独特な食感がクセになると、地元福岡では古くから親しまれている食品です。 なぜ、おきゅうとと呼ばれるようになったか、漢字の由来なども諸説あります。製造手順でキューッと絞る過程があるから、おきゅうとを生み出したのが漁師だったから諸説あります。

おきゅうとの作り方

おきゅうとの作り方は実にシンプルです。上記でご紹介した海藻を天日干しし、様子を見ながら1~5回ほど繰り返します。天日干しした海藻類を混ぜ合わせてならします。 その後、酢を加えて煮詰め、型に入れて常温で固めればできあがり!形はお店やメーカーによって異なるようですが、博多では小判型のものが主流です。

名前の由来

なぜ、「おきゅうと」などと言った変わった名前がついたのか。おきゅうとは漢字で書くと「お救人」「沖人」「浮太」「沖独活」などと書きます。 おきゅうとの歴史はとても古く、享保の飢饉の時代からのたべものです。当時、食べ物に困っている人がたくさんいて、漁師が偶然見つけた海藻で作ってふるまったことから「沖人」と呼ばれるようになったという説があります。 また、この漁師が偶然見つけた産物により、人々の貧困状態が救われたことで「お救人」と言われるようになったという説もあります。 その後、博多を中心に福岡でまたたく間に広まり、第二次世界大戦前の博多では当時一般的だった納豆売りやしじみ売りと並び、おきゅうと売りもいたとのことです。

どんな味?

「ところてんのようなもの」と表現されることが多いおきゅうとですが、原材料は、ところてんとは違います。 先ほどもご紹介した通り、おきゅうとはエゴノリという海藻を煮詰めて溶かしたものですが、ところてんはテングサやオゴノリなどを煮詰めています。また、おきゅうとは、固まったものを短冊状に人の手で切っていきますが、ところてんは「天突き」と呼ばれる専用の器具で均一の細い糸状にします。 海藻自体には味がほとんどないため、ところてんと味が似ていると感じるかもしれませんね。食感は、ところてんよりも、おきゅうとの方が弾力があり、もっちりとしています。この独特の食感が好きな方が多みたいですね。

カロリーは?

おきゅうとのカロリーは100gあたり約6kcal。低カロリーでダイエットには最適なたべものです。

おきゅうとの食べ方


1. 生姜のすりおろし+醤油

定番は生姜のすりおろしに醤油でさっぱりといただく食べ方です。ところてんに近い形ですね。写真のようにお好みでネギなどの薬味を加えると見た目の彩りも良くなります。大葉やミョウガなどを加えてもとてもおいしいです。


2. 酢味噌で

甘辛い酢味噌でいただく、刺身こんにゃくのような食べ方です。ピリッとした辛子の辛さの中にもお酢の酸味が加わり、暑い季節にもさっぱりのど越しで食べられます。 お好みでわかめやきゅうり、海藻を添えてもおいしいです。

服部屋のおきゅうとは天然のおきゅうとです。

ご自宅でも簡単にいただけます。

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服部屋のおきゅうと この夏ぜひ、食べてみてください!!

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