服部屋のおいしい牡蠣の焼き方、食べ方
糸島の牡蠣小屋は自分たちで焼いて食べるスタイル。
自由に焼いてもらってもいいんですが、焼き方のコツを知ると、牡蠣が美味しく召し上がれます。
牡蠣は、 殻付きのまま焼かれていくスタイルが良いと思います。
焼くときに、ときどき身が「ポンッ」とはじけます。殻も焼きすぎると「パンッ」とはじけることがあるので注意が必要です。 かなり熱い汁が飛び散りますので、お子様はご注意下さい。

それから、なかなか開かない牡蠣をヘラを使って開けるときに、牡蠣の中の熱水が軍手につくことがあります。 これがまた熱いんです!火傷には十分注意してください。
予め殻を開けて焼きたいのであれば、まず片面の殻を取り外しましょう。
このほうが熱水で火傷をしにくいですし、焼き加減もわかるのでいいのですが、 事前に殻をむくのが大変面倒です。
むき方ですが、牡蠣の平たい面を上にして扇状に持つと、その右上部分に貝柱があります。
そこにヘラを入れて切ります。そして殻をこじ開けます。
牡蠣は殻付きのまま焼きます
予め殻を開けて焼いてもいいのですが、殻付きのまま焼くのが一般的です。
無理して牡蠣を開けなくても焼けば自然に殻は開きますので、そのまま焼くのがいいと思います。
ガス火の場合は、コンロが平行に並んでいるので、コンロに沿って牡蠣を並べてください。

炭火の場合も、牡蠣を横にしておいて焼くことで、熱水が出たときでも横に噴射されるので比較的安全です。

火力にもよりますが、4~5分経過しても殻が開かない場合は、こじ開けることをおすすめします。
おいしい牡蠣の焼き方ポイント
カキの殻は、平たい側と、お椀状になった側の2枚からなっています。
- 平たい側を下にして焼いて、平たいほうの貝柱を焼ききる
- 貝柱が焼かれた牡蠣は口を開きます(3分以上経過して口を開けない牡蠣は、ムリやり開けてください)
- 平たい側の殻を取り、お椀状になったほうを下にして焼く。 この時に水がたくさん出るので殻からこぼさないようにして、出てきた汁を沸騰させて殻の中で牡蠣を煮るようにする
- もう片方の貝柱が焼き切れたら、トングで牡蠣の身をひっくり返して、沸騰した汁の中で煮る
蓋が空いたら、牡蠣の身を両面ともしっかりと煮るようにすれば大丈夫です。
ポイントは、丸い殻を鍋のように見立てて、出てきた汁でグツグツと煮ることです。うまい牡蠣がもうすぐたべられる合図。
焼きすぎても煮すぎても、牡蠣から水分が出て、牡蠣の身が小さくなってしまうので、素早く焼いてください!
さあ!今年の冬は牡蠣を食べに服部屋へ来てください!!お待ちしております!!